長きにわたり成田の街づくりに貢献してきた平山建設。
どんな社員がどんな想いをもって街づくりに貢献してきたか、その一端をご覧ください。
T.S.工事部(2003年入社)
建物と地面の間に免震部材を設置し、地面から建物を絶縁することにより地震によるエネルギーを吸収し、建物にダメージが伝わらないように設計された構造です。
当社で初めての取り組みだったので不安はありましたが、様々な方からアドバイスを頂きながら学びを深め、進めていく間に不安よりも楽しみが勝るようになりました。
この建物はA棟・B棟の2棟で構成されており、A棟が免震構造、B棟が耐震構造となっています。2つの建物をつなぐ部分などは異なる構造になっているため、様々な違いがあり苦労しましたが、一緒にプロジェクトに参加してくれた仲間たちのおかげで無事に竣工を迎えることができました。
免震構造の他にも当社として初めての取り組みが多くあったため不安もありましたが、竣工の日を迎えた時には喜びと関係者の方への感謝の気持ちでいっぱいになりました。
Y.N.業務マネジメント部(2010年入社)
Building Information Modelingの頭文字を取った略称で、二次元の図面では分かりづらい内容を三次元(3D)化したモデルを書き起こすソフトを差すこともあります。 当社ではグラフィソフト社製の「ArchiCAD(アーキキャド)」を利用しています。
何と言っても、建物の完成時にモデリングと同じように仕上がったことでとても感動して頂けました。二次元の図面や壁紙等のサンプルだけで想像するのと比べて、格段にイメージがしやすいということを体験して頂けました。今後の営業活動にも非常に有用性の高い手法だと思います。
例えば二次元の図面に交差する配管が描かれていた場合、「配管の色は?床からの高さは?どっちの配管が上を通るのか?」といった情報が不足しているのですが、BIMのモデリングではそのような情報を全て即座に確認できます。加えて、設計段階で問題となりそうな箇所を早期に発見し修正を行うこともできるため、業務の効率は大幅に向上しました。
また、お客様に見て頂くことで「お客様のイメージ通りなのか?もう少し修正が必要なのか?」などのやり取りがスピーディーに行えるため、大手ゼネコンさんとの競争に打ち勝って受注に繋がる案件も出てきています。
T.T.工事部(2013年入社)
Googleの有料サービスであるGoogle Work Spaceを使用しています。Microsoft officeのWord、ExcelやPowerPointと同様の業務で活用できる様々なサービスがあります。 今回のプロジェクトでは、Google Work Spaceのサービスの一つであるGoogle Driveというクラウドストレージサービスの活用を本格的に開始しました。
社内でのデータ共有は本社のファイルサーバー「ハイセンター」を使っていてそこまでGoogle Driveを活用していなかったため、その良さがあまり分からずそれなりに抵抗感はありました。
iPadやスマートフォンからも手軽に最新のデータにアクセスができたり、データを必要としている人に必要な内容だけ共有できたりと、メリットはとても大きいです。 今回は初めて経験する鉄骨造のプロジェクトで頻繁に図面確認等を行ったため、現場でそれらの確認ができたのは非常に心強かったです。今では、現場で使うほぼ全てと言えるぐらいのデータをアップロードしているため、業務の効率は格段に上がりました。
J.T.工事部(2016年入社)
一言で表現すると「最新の図面や工程を常に閲覧・ダウンロードできる場所」です。 現場所長の労働時間に占める割合の中でトップに並ぶものの1つとして電話の時間があります。 「図面や工程表を送って欲しい、搬入予定から世間話」まで1つの業者さんと20分電話が続く、といったこともよくある話です。その時間を削減するために現場サイトが生まれました。
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例えば二次元の図面に交差する配管が描かれていた場合、「配管の色は?床からの高さは?どっちの配管が上を通るのか?」といった情報が不足しているのですが、BIMのモデリングではそのような情報を全て即座に確認できます。加えて、設計段階で問題となりそうな箇所を早期に発見し修正を行うこともできるため、業務の効率は大幅に向上しました。 また、お客様に見て頂くことで「お客様のイメージ通りなのか?もう少し修正が必要なのか?」などのやり取りがスピーディーに行えるため、大手ゼネコンさんとの競争に打ち勝って受注に繋がる案件も出てきています。
T.S.工事部(2005年入社)
中小建設業としては珍しく免震構造のマンション等を施工できること、BIM(Building Information Modeling)を積極的に活用していること、DX化に積極的に取り組んでいることだと思います。
免震構造とは、建物と基礎の間に「免震層」を設け絶縁することで、地震の際に地盤が大きく動いても建物に大きな揺れが伝わらない構造のことです。地震後も建物機能を維持するためには電気、水道、ガスなどのライフラインの維持も必要不可欠なため、「免震層」には地震の揺れに追従するフレキシブルな配管が採用されるのですが、本プロジェクトではその複雑に重なり合う「免震層」のライフライン配管1本1本をBIMで3次元化することで、地震の際複雑に揺れ動く配管それぞれが基礎や建物に干渉することがないよう、従来の2次元図面では難しかった精度の高い事前検討が可能となりました。これらの事前検討が手戻りなどのミスをなくし、生産性向上につながったと感じています。
「若年層人財」の確保だと思います。建設業界に限らずですが特に建設業界は人手不足、技術者の高齢化が進んでおり、今後更に深刻化することが予想されます。 その原因の一つとして若者離れが挙げられる中で、当社は若い世代の技術者が活躍していると思いますが、今まで以上に若年層に焦点を当てより一層「働きやすさ+やりがい=働きがい」を感じてもらえるように、組織風土改革を進めています。