3階建て
3階建ての悦楽
ふと気付くと自分は3階建ての家にのうのうと暮させていただきながら、シェル太?22の3階建てをあまり作らせていただいていないことに気づきました。
3階建てならではの便利さはあります。
(自宅)
上に伸びるわけですから、通常なら1世帯しか住めない敷地も有効に生かせます。私の家にも2世帯7人が生活しております。おおまかにいえば、1階が共用スペース、2階が親世帯、3階が子ども世帯というように分けて暮らしています。
上下で生活空間が分離できるというのも、3階建て二世帯住宅の良さです。視線が分かれて適度なプライバシーが保ちながら、気配はお互いに感じられる というのは、実は幸せなことです。若い世代と老年世代が同居するわけですから、生活のリズムが違ったり、食べ物の好みが違ったりすることもままあります。
本当はこのエントリーのタイトルを「世代をつなぐエレベーター」としようかと思ったくらいなのですが、ホームエレベーターは上下分離の世帯を確実に つないでくれます。実は、我が家ではときどき誰も乗っていないのにエレベーターのドアが開きます。乗っているのは、親世代からのお菓子の差し入れであった り、作りすぎてしまったカレーのおすそ分けだったりします。全く別世帯になるわけではならずに、穏やかに気配を感じながらやりとりをする便利さがエレベー ターにはあります。
言うまでもなく今はまとめ買いが当たり前の時代ですから、買出しに行った時や多少重いものを買ってきた時のエレベーターの便利さはいうまでもありま せん。買い物をしてきて、ふぅと息をつきながら買い物をエレベーターに積み込みます。子ども3人と一緒にエレベーターに乗れるのもいつまでかなぁ、と妻と 笑い合っています。
私の家にはついていませんが、ガレージ付きの3階建てもだいぶ便利だと聞いています。鉄筋コンクリート造りでガレージを作るのは贅沢ではあります が、車好きな方、敷地を有効に利用したい方には、大変好評のようです。あるお客様は、1階の半分をガレージにした家を建てられ、某スーパーカーを入れてい らっしゃいます。車を眺めながらお酒を自宅で飲むのがなによりも愉楽だとおっしゃっていました。
私の家は写真の通り、総3階建てですのでルーフバルコニーはありませんが、ルーフバルコニーをつけさせていただいたお客様のお家はかなり評判でし た。そういえば、その後の使い勝手を伺ったことがなかったので、一度お邪魔させていただき、報告します。そういえば、そういえば、内外断熱住宅の第1棟目 のK様邸も3階建てでした。
先日こちらのK邸には伺いました。10年前と変わらない姿で建っていてとても感動しました。
(H8年竣工当時撮影)
(H18年末撮影)
K様ありがとうございます。
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